「公序良俗に反するものと判断」
10日に川越水上公園で開催予定だった「フレッシュ撮影会」と、しらこばと水上公園で開催予定だった「ミスヤングアニマル2023」が中止となった。それぞれのイベント運営が8日、ツイッターで発表した。どちらも「プール撮影会」で、どちらも会場の都合で中止となったとしている。
取材に対し、埼玉県公園緑地協会は県民からのメールをきっかけに判断したと述べる。
「しらこばと水上公園で開催予定の水着撮影会について、県民の方からメールがありまして、モデルに18歳未満の女性を含み、過激なポーズや衣装が見受けられるとのことでした」
協会はインターネットでツイッターなどを確認し、メールの内容が事実であると判断したという。
「公園としては使用許可を出す際に過激なポーズや水着はだめだと伝えておりますが、それが守られていないとのことなので、公序良俗に反するものと判断し、主催者に対し施設の利用を許可しないことにしました」
また、水着撮影会は「主催者が参加者をコントロールすることが困難である」と判断し、一律で禁じることにしたという。8日に決定し、主催者らに中止を要請したとのことだ。
施設利用料は後日に受け取ることになっていたため返金対応は発生しなかった。イベント中止に伴い発生した損害の補填などは、主催者らや顧問弁護士と協議のうえで適切に対応するとしている。
共産党埼玉県議会議員団らが県に「水着撮影会」中止を求めていた
水着撮影会をめぐっては8日、日本共産党埼玉県委員会ジェンダー平等委員会と日本共産党埼玉県議会議員団らが埼玉県に対し、中止を要請している。日本共産党埼玉県議会議員団の公式サイトによれば、水着撮影会へのしらこばと水上公園貸し出しの中止、県営施設を利用したこれまでの水着撮影会の実施状況の調査、県施設の貸し出し基準の見直しなどを申し入れている。
続きを読む
Source: 哲学ニュースnwk