「マスコミのせいで幸せを奪われた。かわいそうだ」
「簡単に捨てるなんて無責任だし、あまりにも自分勝手ではないか」
当初はメディアを批判する声が多数だったが、時間の経過とともに羽生の決断を疑問視する声も出ている。
世論を二分する勢いの現況について、身内は何を思うのか。はたして電撃離婚の「深層」とは――。離婚発表から3日後の11月20日昼、羽生の母方の祖母に取材を申し込んだ。
これまで取材に応じることを自重してきた祖母だが、今回は様子が違った。いろいろ思うところがあったのかもしれない。
「本当にね、お騒がせしてすいません。申し訳ないです」
そう言うと、苦渋の決断を下した孫への「率直な思い」を語ってくれた。以下、長くなるが、「 」内はすべて、祖母の言葉である。
「どっちが被害者とかではなく、2人とも傷ついていると思います。お嬢さんだけではなく、ゆづ自身もね。昨日(19日)の夕べ、娘(羽生の母)から電話が来たんです。娘によれば、ゆづは『もう精神的にまいっていて、ご飯も食べないで…』ということでした。
もともと『早く結婚して落ち着いてくれればいいな』と思っていました。普通の幸せってのが私たちの一番の願いでしたから。お嬢さんにも会ってみたかった」
祖母の告白は続く。
「以前も申し上げた通り、本当に接触がないんです。祖父母とはいえ、私たちは本当に何も知らない部外者なので。
(羽生の)結婚にしても、何も聞かされなかった。有名になると、話せないこともあるんでしょう。
でも、私たちには理解できません。(相手について)なんで言わなかったのかなって。あとで(本人に)聞きましたが、その辺はやはりはっきり言わないんです。相手のことを思って名前を伏せたんだと思いますが…。
略
「『会わせることができなくなった』と娘から説明されたとき、『ゆづ本人と話したい』と伝えました。やっと電話に出てもらって、そんなこんなでようやく本人と話をしました。
でも『2人で決めたことで』という一点張りで…。だから私たちが口を挟む余地は何もなかった。
ゆづがつらい目に遭うことは間違いないと思っていました。3ヵ月かそこらで離婚したらどうなるのか。長く生きていればわかります。でも、本人は『決めたことだから』って言うだけで。こっちも『そうですか』って感じでした。
ゆづに対し、『どうして? 』と聞くこともありませんでした。相手の方の気持ちを考えると大変なことだと思います。ただ、離婚に至るには当人同士じゃないとわからない部分もあると思います。外野がどうこう言うことではないので。
ゆづは小さい頃からいろいろな方に目をかけていただいて、ここまで来たわけですからね。こんなふうになると、皆さんに申し訳ない気持ちです。
たまたま名前がちょっと売れただけに、何かあるとすぐ大騒ぎになってしまう。完璧な人なんていません。でも、ゆづは何から何まで縛られて、人目にさらされて。
『フィギュアなんか辞めて別の人生を歩みなさい』って、本人にも言いたいところだったけど、我慢しました。
孫はかわいいので心配です。でも、自分のしたことですからね。責任を持たないといけない。電話ではこう伝えて、気合を入れておきました」
「『自分のしたことでしょ。自分で決めてやったことだから、もっと強くなりなさい
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Source: 哲学ニュースnwk