かつて火星には地球と似た環境があったことがNASAの調査で明らかに

 今から数十億年前、太古の火星は、今よりもずっと水が豊かな世界だったと考えられているが、それを裏付ける新たな証拠が、かつて湖だったとされるクレーターの中から発見されたそうだ。

 NASAの火星探査車「キュリオシティ」が発見したその証拠とは「酸化マンガン」だ。それが示しているのは、かつて火星には酸化をうながす環境があったということだ。

 もしや火星の原始大気には酸素が豊富に含まれていたということなのだろうか? そしてそれは生命活動によって作られた?

 確かなことはわからない。だがいずれにせよ、酸化マンガンは大昔の火星が意外なほど地球に似ていた可能性を示している。

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Source: カラパイア