397 名前:名無し 投稿日:2000/08/22(火) 14:23
タクシーの運転手から聞いた話です。
大阪の千日前付近で客を待っていたら、前に同僚のタクシーが止まっていました。同僚は誰も乗り降りしていないのに、タクシーのドアを開け閉めして、そのまま走り去っていきました。場所柄、「もしかして。」という気持ちがありましたが、「きっと、間違ってドアの操作をしてしまったんだろう。」と思い、会社に帰りました。
すると、会社で社員たちが騒いでいました。「何事か?」と皆に問うと、さっきの同僚が青い顔をして座っていました。「どうした?何か事故でも起こしたんか?」と声を掛けると、同僚は「ワシ、乗せてもた。」「何をや?」「女の幽霊や。」「もしかして、千日前でか?」「何や、見てたんか。」「そうや。お前がドアを開け閉めするの見てたがな。」「あ~。もう、こりごりや。あそこでは商売できへん。」
別に、シートが濡れてたとかは無いらしく、乗せてしばらくしてから姿が見えないことに気づき、急いで社に戻ったらしい。それから、自分も同僚も、千日前では客を拾わなくなったそうです。「わしは気持ち悪いんですわ。皆、待っとりますけどなぁ。」よくある話なんだけど、その時は怖かった。
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Source: 哲学ニュースnwk