アメリカでエルクが前例のないほど攻撃的に

 日本では近年クマの被害が多発中だが、アメリカのコロラド州の小さな町の住民たちは、野生のエルク(アメリカアカシカ)の度重なる襲撃により、当局が注意を呼びかける異例の事態に直面している。

 ロッキーマウンテン国立公園近くのエステスパークで、先月30日から7日にかけ、子どもを含む住民が、突然メスのエルクに踏まれたり蹴られたりする被害が相次いで発生した。

 原因は育児期のエルクにあるとみられるが、その頻度はわずか8日間で3度にわたり、犬の散歩中に襲われ重傷を負った女性もいる。

 いつもは人間に攻撃などしないはずのエルクの異常な行動に、住民らはとまどいや恐怖を隠せない状況だ。

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Source: カラパイア