408:本当にあった怖い名無し:2013/08/24(土) 22:42:31.98 ID:IoFDoXcaP
手短にと思いましたが長くなり、連投になります。煽りは覚悟しています。




1.

一昨年、会社の友達3人と東北に車で旅行に行った時の話です。

会社はソフトハウスで、とあるシステムの完成祝いでした。

閑散期だったので予約はせず行き当たりばったり。

最悪は車(エスティマ)の中で寝ましょうね、という小旅行。

かなりの山奥で●●荘という看板が目にとまり、よし今夜はここにしようという事になりました。

到着すると、年季の入った規模の小さな旅館でした。

私「ごめん下さい、予約していませんが泊めていただけますか?」

ご年配の女将「申し訳ありませんが、うちはご予約のお客様だけでございます。」

田中「食事がなくても、泊まれるだけでもいいんですが、どうにか・・・」

村田「今当日予約ということで・・・ダメですか?」

女将「そういわれましても…」

私達「お願いします。」

と、ごり押しして、離れの部屋で良ければということで、どうにか泊めてもらえることになりました。

部屋に通され、とりあえず座卓に座って一段落。

離れというのは本館に廊下1本でつながっている別館でした。

田中「離れって、何だろ、混んでいるのかな」

村田「若い女性客でもいるといいねぇ」

みたいな話をしていましたが、少なくとも車は私達の1台だけで、ロビーも閑散とした雰囲気で静かでした。

二人は風呂に行くといい、私は一休みしてあとで一人でゆっくり入ることにしました。
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Source: 哲学ニュースnwk