ポンペイの生存者の記録が発見され、噴火後の生活再建が明らかに

 西暦79年8月24日、イタリア、ヴェスヴィオ山が大噴火し、おびただしい火山灰と岩が降り注いだ古代都市ポンペイとヘルクラネウムは壊滅した。ふたつの都市は消滅し、生活していた人たちの時間は永久に止まったとして、ほとんどの記録はここで終わっている。

 しかし、1740年代始めに本格的に始まった発掘とその後の研究によって、これら都市の時間は再び動き出した。この大噴火を生き延びた人の記録が発見されたのだ。

 この大噴火の物語は、絶滅で終止符を打たれたのではなく、この大惨事を生き延び、生活を再建した人々の物語の続きでもある。

続きを読む
Source: カラパイア