833 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/07/31 05:59
今から10数年前、当時低学年の消防だった俺は近所の仲の良い友達に誕生日会を開いてもらった。昼飯を済ませてから集まる、というのがそういう集まりの慣例だったため、13時くらいからそれは始まり、俺たち子供は外に野球をしに行った。その日はギラギラと太陽が照って、酷く蒸し暑かったのを覚えている。はしゃぎ回っていた俺たちは、時間が経つのも忘れ、野球だけでなく、かくれんぼやだるまさんが転んだ等でも遊んでいたが、太陽が赤く傾いているのに気付いた。そろそろご馳走の時間だというのを俺たちは思い出し、親たちが待っている家へ急いだ。

人数が結構居ることもあり、かなりのご馳走の数である。ただ、まだ全部が終わっているわけでは無かったらしく、まだ時間がかかるとのことだった。ちょっとした時間暇になったのだ。俺たち子供はやることが無かったので思い思いの行動を取り始めた。

そんな時、俺はふと思い出した事をそのまま云ってみた。「なぁなぁ、呪いの電話って知ってる?」俺は特に仲の良かった亮介(仮名)に話しかけた。「え、どんなの?」戸惑い顔の亮介を連れて俺たちは玄関にあるダイアル式の古ぼけた黒電話に向かった。

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