ガソリンスタンドで集団強盗、警察の対応の遅れ

 大人数で店を襲って盗み放題。おまけに頼みの綱の警察もあてにならない、そんなリアル・ディストピア事案がアメリカを震撼させている。

 かつて不特定多数の人々が公共の場に集合し、ゲリラ的パフォーマンスを行う「フラッシュモブ」が流行ったが、近年アメリカでは、その犯罪版「フラッシュロブ(強盗)」という集団強盗がたびたび起こり社会問題となっている。

 今月5日、カリフォルニア州でまたしてもフラッシュロブが発生。大規模集団がガソリンスタンドを襲って略奪の限りを尽くし、その被額額は10万ドル(約1600万円)にのぼった。

 さらに悲惨なことに、なすすべもなく店を荒らされたオーナーのサムさんの通報に対し、警察は被害届を出すよう指示するだけ。実際に駆けつけたのは9時間後のことだったのだ。

続きを読む
Source: カラパイア