穴を掘って地下で暮らしていた可能性のある恐竜が発見される

 恐竜の生活圏は、想像以上に幅広かったようだ。アメリカ、ユタ州で発見された恐竜は、穴を掘る習性があり、少なくとも一時的には地下で暮らしただろうことがわかっている。

 その恐竜は、9900万年前の白亜紀に生息していた大型犬くらいの大きさの鳥盤類「フォナ」の一種で、「フォナ・ヘルゾガエ(Fona herzogae)」という名がつけられ、新種として新たに記載された。

 その化石の骨格は、飾り気のないかなりシンプルなものだったが、穴を掘って暮らしていた動物に共通する特徴が見られたという。

 一時的とはいえ、地上だけでなく土壌中にも棲み処を求めた恐竜。こうした事実は、恐竜たちが生きるため、ありとあらゆる環境に進出していたただろうことを物語っている。

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Source: カラパイア