生物の組織と機械を組み合わせたバイオハイブリッドロボットは続々と開発されているが、今回「脳」として機能させているのはキノコだ。

 コーネル大学の研究チームは、キノコの一種、エリンギの菌糸体を用い、ロボットを動かすことに成功した。

 生きている菌糸体は、周囲の環境を感知して、さまざまな電気信号を生じさせる。

 これをセンサーとして利用することで、光や化学物質のような外部の刺激から、事前にはわからない未知の信号にも、柔軟に反応するロボットができるという。

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この記事のカテゴリ:サイエンス&テクノロジー / 植物・菌類・微生物

Source: カラパイア