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1/4:2009/09/07(月) 20:37:51 ID:VunhrRwHO

僕の家には家宝と呼ばれるお宝(それが他人にとって価値あるものかは分からない)が三つある。




一つは家系図。約400年前 まで遡る家系図は巻物数十巻に及び勿体振った桐の箱に収められている。


もう一つは刀。かなり昔にご先祖さんが武勲を立てた折に殿様からもらったとか。


そして最後に鏡。鏡と言っても大昔の銅を磨いた骨董品。
日本史とかの教科書に載ってるようなやつ、あれの手の平に乗るサイズ。


これまた大層な桐の箱入り。


これら三つのお宝には扱い方が決められていて、


・家系図はその代の本家の家長しか箱から出してはならない。


・刀は売るとかなりの値段で売れる(鑑定した訳ではない)が売ってはならない。家長が月一で手入れする事。


・鏡は仏壇に安置し、毎日その無事を確認する事。決して本家の敷地より外に持ち出さない事。家長といえども箱から出してはならない。




…だいたいこんな感じ。




これからお話しするのはこの中の銅鏡に関して。本当なら結構怖い。

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Source: 哲学ニュースnwk