超新星爆発のイメージ図
 image credit:NASA

 かつて起きた超新星爆発が、地球上の生命の進化を加速させ、多様化をうながした可能性があるという。

 巨大な星が超新星として爆発すれば、桁外れのエネルギーを放出し、鉄などの重元素が作られ、それが宇宙にばら撒かれる。その痕跡はこの地球でも見られる。

 米カリフォルニア大学サンタクルーズ校による新たな研究では、超新星爆発によって地球が浴びた放射線量を調べ、地球上の生命にどのような影響があったのか調べている。

 それによると、大昔の超新星爆発は、地球の生命の多種多様な進化に影響をもたらした、宇宙からの贈り物かもしれないというのだ。

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この記事のカテゴリ:知る / 自然・廃墟・宇宙

Source: カラパイア