1773年に世界で初めて科学者によって描かれたクマムシの図
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 緩歩(かんぽ)動物であるクマムシは、体長50μm(マイクロメートル)から1.7mmの微小動物だが、この小さな体からは想像もつかないほどの耐久性と回復力があることはみんなが知っているとおりだ。

 8本の短い脚でヨチヨチと歩く姿がクマに似ていることから日本では「クマムシ」と呼ばれているが、世界で最も古い記録として残されているクマムシのスケッチは1773年のものだという。

 いったい誰がこのクマムシを描いたのか?今回は世界初とされるクマムシのスケッチを見ながら、その歴史を紐解いていくことにしよう。

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Source: カラパイア