地上生活に適応するため足が進化した翼竜、バラエノグナトゥス
image credit:Rudolf Hima

 恐竜と同時期に現れ、白亜紀末に絶滅した翼竜は、爬虫類の一軍だが、巨大なことで知られている。なぜそれほど大きくなったのか?

 新たな研究によると、足の進化に秘密があったそうだ。脊椎動物として地球史上初めて空を飛んだ生物にしては、あまりにも意外な発見だ。

 プテラノドンに代表される翼竜には、翼を広げれば10mにも達する巨大な仲間がいた。それにゆえに注目されるのは、その大きな翼や飛行能力ばかりだ。

 だが英国レスター大学の古生物学者チームは、その手足の進化に注目した。

 そこから明らかになったのは、その巨大化の鍵となったのが、地上を上手に歩く能力だったという意外な事実だ。

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この記事のカテゴリ:絶滅・絶滅危惧種生物 / 昆虫・爬虫類・寄生虫

Source: カラパイア