昨晩の寝不足は、来週のあなたのパフォーマンスを低下させるかもしれない。あるいは今日の運動のおかげで、来週突然、冴えたアイデアを思いつくかもしれない。

 フィンランドの最新の研究では、睡眠・運動・気分の影響が、良きにつけ悪しきにつけ、最大2週間先まで脳内で反響し続けることを明らかにしている。

 つまり私たちの日々の出来事や日常の生活習慣は、数日や数週間かけて脳を形作っているようなのだ。

 もしもそうなのだとしら、それを上手に活かして脳のパフォーマンスを引き出す方法があるかもしれない。

References: Echoes in the brain: Why today’s workout could fuel next week’s bright idea | Aalto University

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この記事のカテゴリ:サイエンス&テクノロジー / 料理・健康・暮らし

Source: カラパイア