東太平洋海嶺の海底に付着したチューブワームの画像
© CC BY-NC-SA Schmidt Ocean Institute

 暗闇に包まれた深海の底を調べたところ、これまで誰も知らなかった空洞が存在することが明らかになった。驚いたことに、そんな過酷な環境下にもたくさんの生物が繁栄していたそうだ。

 水深2500mの海底は、光がまったく届かないだけでなく、凄まじい水圧と低温という、人間にとっては過酷すぎる環境だ。

 だが今回の発見は、深海の熱水噴出孔を中心とする生態系が想像以上にずっと複雑であることを示しているという。

 この発見は地球外生命体が存在する期待感を高めてくれる。オラわくわくしてきたぞ。

References: Ecology: Animal life discovered below the seafloor / Surprise Discovery Reveals Animal Life Thriving Under The Seafloor : ScienceAlert

続きを読む…

▼あわせて読みたい
古代の熱水噴出孔が生命の起源となる有機物を生み出していた可能性
コシオリエビに導かれ海底で新たな熱水噴出孔を発見
未知なる世界へようこそ。深海の熱水噴出孔の地下に新たな生態系を発見
深海の熱水噴出孔で地球の磁場を感知する細菌を発見。生命の起源と宇宙生命体探索の新たな手掛かりに
深海のロストシティと呼ばれる熱水噴出地域。海中で12万年間ガスを噴出し続ける

この記事のカテゴリ:知る / 水中生物

Source: カラパイア