まるで丸くした粘土をつぶして平べったくして、少しくぼみをいれてそこに尻尾を付けたかのような、とてもユニークな形状をした古生物の化石が発見された。尻尾の形がクエスチョンマークのようにも見える。
「クエスティオ・シンプソノルム」と名付けられたこの海洋生物は、約5億5500年前にオーストラリアの奥地に生息していた古生物で、地球上で生命がどのように進化したかを解明するのに役立つかもしれない。
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Source: カラパイア