年を取るとどうしても記憶力が低下したり、認知能力が衰えるものだが、個人によって大きくばらつきがある。
脳の健康に良いとされる方法はいくつもあるが、何をしなくても記憶力抜群のスーパーエイジャーと呼ばれる高齢者がいるのも事実だ。
その違いはいったいどこからくるのだろう?スコットランドで行われた25年間にわたる大規模な研究では、11歳から82歳までの認知能力の変化を追跡した。
その結果、高齢者の認知能力は子供時代の認知能力と関連性があることがわかったという。つまり子供時代に認知能力が優れている人は、年をとってもその能力を維持できるというのだ。
References: 25-year study reveals key factors in healthy | EurekAlert! / 25-Year Study Unveils Secrets to Lifelong Cognitive Performance
▼あわせて読みたい
・ペットを5年以上飼っている65歳以上の人は認知機能が低下しにくいという研究結果
・80歳を過ぎても記憶力バツグンの「スーパーエイジャー」の脳は、記憶領域のニューロンが大きいことが判明
・高齢なのに記憶力バツグン。スーパーエイジャーの脳は神経細胞ネットワークが若者の脳と変わらないことが判明
・車の運転で認知症の兆候がわかる。AIで運転データを分析することで認知症の発見が可能に
・実年齢は59歳だが体は23歳。DNA研究で明らかとなった、老化が遅いスーパーエイジャーの存在(米研究)
Source: カラパイア