35:本当にあった怖い名無し:2009/03/05(木) 20:59:56 ID:pZ0ot/hK0

藤子F短編「自分会議」





主人公は貧乏学生。ある日時価数億円の山林を手に入れる(遺産かなにか)



すると彼の部屋に急に一人の青年がやってきた。10年後の自分らしい。



彼は10年後の未来を説明し、すぐに山林を売って自分に預けろという。





そこへ20年後の自分が現れる。



20年後では爆発的インフレが起こって紙幣など紙屑同然、山林は売らずにおけという。



さらに現れたのは30年後の自分。一切の土地が国有化されたので売るべきだと主張。





売る派、売らない派に別れ4人は侃々諤々の議論を交わす。



誰かが「埒があかないのでもっと幼いころの自分に決めてもらおう」といいだし、



子供のころの自分を連れてくる。





しかしもちろん、子供に決められるわけがない。



激しい言い争いがまた始まり、それに嫌気がさした子供のころの自分は窓から飛び降りてしまう。



後には誰もいない部屋が残った。



オルス

続きを読む
Source: 哲学ニュースnwk