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 もう飼えないから自然にかえそう…といった感覚で、湖などに放たれた外来種の魚が爆発的に繁殖し、生態系を脅かしている。北米においては東アジア原産の金魚もその1種だ。

 そこで、世界最大の淡水生態系を誇る五大湖の一つ、エリー湖の湖畔に位置するエリー動物園では、新たな取り組みを「ラストチャンス・ラグーン」を開始した。

 その内容は、不要なペットの金魚の受け入れや、市民にペットの魚の飼い方を教えるというもの。

 実は五大湖周辺では、10年ほど前から、元家庭のペットとみられる外来種の金魚に悩まされており、その数なんと数千万匹とも推定されている。

 無責任な飼い主により捨てられてしまい、野生化・巨大化した金魚が、すさまじい繁殖力で五大湖の在来種を圧倒しているのだ。

References: The Last Chance Lagoon / Conservation Projects

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この記事のカテゴリ:知る / 水中生物

Source: カラパイア