死海の30mの湖底で発見された白い煙突 Credit: UFZ

 死海の海底から白い煙のような煙突状の物体が発見された。最大で高さ7mもあるこの物体は、塩の結晶でできており「岩塩煙突(halite chimney)」と呼ばれる。

 もちろん煙突なのだから、ゆらゆらとたなびく煙だって出ている。と言っても、それは煙ではなく塩水である。

 実はこの煙突、死海周辺の住民にとっては重要でもあるかもしれない。というのも、岩塩煙突は地域周辺に突然出現する陥没穴のサインとなるからだ。

References: Mysterious White Smokers Discovered in the Dead Sea

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この記事のカテゴリ:知る / 自然・廃墟・宇宙

Source: カラパイア