「ダイヤモンドは砕けない」――これはジョジョの奇妙な冒険パート4の副題だが、現実の科学技術はこれを超える驚きの発明を生み出した。数千年にわたり電力を供給し続ける「ダイヤモンドは止まらない」電池が開発されたのだ。
ダイヤモンドと放射性同位体を用いた世界初の「炭素14ダイヤモンド電池」は、一度交換すれば5000年経ってもようやく性能が半減するという圧倒的な長寿命を誇る。
これは、世界最古の文明が誕生してから現在までの時間に匹敵する、まさに悠久の耐久性だ。
さらに、この電池は動くパーツがないためメンテナンスフリーで、温室効果ガスも排出しない。電子機器や医療機器、さらには宇宙旅行など、多岐にわたる用途での活用が期待されている。
References: December: Diamond battery media release | News and features | University of Bristol / World's 1st nuclear-diamond battery of its kind could power devices for 1000s of years | Live Science
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Source: カラパイア