かつてなくなった我が子を17日間抱きかかえ泳ぎ続けた母シャチ「タクレア」(J35)が新たに赤ちゃんを出産したといううれしいニュースを2024年12月にお伝えしたが、その続報が入った。
新たに生まれたJ61は未熟児で生まれた可能性もあり、研究チームはその様子をずっと見守っていたのだが、ついに亡くなってしまったそうだ。
2025年1月1日、タクレアが新たな我が子であるJ61の遺体をまたしても海の中で運び続けている悲しい姿が確認されたという。
References: Southern Resident killer whale again carries her dead calf through Puget Sound-area waters
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Source: カラパイア