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本当にあった怖い名無し:2009/09/03(木) 08:07:53 ID:7LdScaHY0
恐ろしい体験だったので書き込ませてもらう。
夏休みに友人らと肝試しに行ってきた。
社会人3年目の男3人という、ある意味で痛々しいメンバーだったが、
後にも先にも「これ以上はない」と断言できるくらいに恐ろしい場所だった。
そこは、どこにでもありそうな小さな神社。いや、祠といったほうが正しいかもしれない。
Y県では有名な心霊スポットらしく、地元の連中でさえ迂闊に近づくことはないらしい。
「人気のない山道を進んでいくと、道の脇に小さなコンクリ製の鳥居が見えてくる」と
ネットのクチコミで前情報を得ていたので、その場所はあっさりと見つけることができた。
目的地に着いた時にはすでに友人のSは半泣き状態で、「俺はここで待ってる」といって
入り口の鳥居をくぐろうともしなかった。
仕方なく俺とTの2人だけで階段を降りることにした。
鳥居をくぐって階段を降りていくと、赤い頭巾をかぶったお地蔵様がおもむろに佇んでおり、
さらに下へと降りると、6畳程度の木製の小屋があって、その中にはダンボール箱やら祭具やらが
あちこちに散らかっていた。そのまた更に奥のほうへ降りていくと、けっこう綺麗な滝があって、
そこにも2畳程度のちっぽけな小屋が建っていた。
掲示板のクチコミにもあった罪人の首を切ったという青銅の剣は、滝のすぐ近くに突き刺さっており、
すっかりサビていたけど何となく触れるのはヤバいと思い、せめてもの記念ってことで
Tと二人でケータイで写真撮ったりムービーを撮ったりしていた。
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Source: 哲学ニュースnwk