
23人が集まった部屋であなたは「同じ誕生日の人がいるか賭けをしよう」と提案された。1年はほぼ365日。そんな偶然はあり得ないと思い「いない」に賭けたあなたは負けてしまう。
だが、それは偶然ではない。実は23人いれば、同じ誕生日の人がいる確率は50%を超えるのだ。それどころか75人なら99.9%だ。
この一般的な直感に反する事実を「誕生日のパラドックス」という。 日常の感覚では理解しがたいかもしれないが、確率的には正しい。数学の裏側を知れば、きっともっと楽しめるはずだ。
References: Birthday problem / The Birthday Paradox: Why a Room of Only 23 Strangers Has a 50/50 Chance of a Shared Birthday
▼あわせて読みたい
・偽の治療でも効くと思えば効く「プラセボ効果」の興味深い世界。色や値段で効果が変わる
・画面上での読書は、紙の本での読書より理解力が低下し情報を保持しづらいことが判明
・脳が制御しなければ超能力を持つことは可能なのか?
・誤った記憶はたった数秒で作られてしまうという研究結果が報告される
・ネガティブな気分の時ほど、言語の処理能力が上がり矛盾や誤りを見つけやすいという研究結果
この記事のカテゴリ:サイエンス&テクノロジー / 知る
Source: カラパイア