23人が集まった部屋であなたは「同じ誕生日の人がいるか賭けをしよう」と提案された。1年はほぼ365日。そんな偶然はあり得ないと思い「いない」に賭けたあなたは負けてしまう。

 だが、それは偶然ではない。実は23人いれば、同じ誕生日の人がいる確率は50%を超えるのだ。それどころか75人なら99.9%だ。

 この一般的な直感に反する事実を「誕生日のパラドックス」という。 日常の感覚では理解しがたいかもしれないが、確率的には正しい。数学の裏側を知れば、きっともっと楽しめるはずだ。

References: Birthday problem / The Birthday Paradox: Why a Room of Only 23 Strangers Has a 50/50 Chance of a Shared Birthday

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この記事のカテゴリ:サイエンス&テクノロジー / 知る

Source: カラパイア