Photo by:iStock

 地球の深部で発見された「沈没した大陸」のような謎の構造物が、科学者たちを困惑させている。最新の研究によると、太平洋西部の地下奥深く、地球の核を包むマントル内にプレートの残骸のようなものが存在しているという。

 この発見は、これまでの理論「プレートテクトニクス」をくつがえすものだ。周囲にはプレートが沈み込む「沈み込み帯」がないので、従来の理論では説明することができないのだ。

 確かなことは不明だが、もしかしたら40億年も前からずっと存在する古代の物質である可能性もあるという。

References: Sunken worlds under the Pacific? | ETH Zurich / A Lost World Beneath the Pacific Ocean? Mysterious Structures Discovered Deep Within Earth’s Mantle

続きを読む…

▼あわせて読みたい
地球の海底下のマントル層を記録的な深さまで掘削、生命の起源を紐解くヒントに
地球の奥深くに「海」マントル層に大量の水がある可能性
地球内部のマントル層で生命の痕跡が発見される
地球の内側には正体不明の隠された層があることが判明
40秒で10億年の地球の大陸(プレート)の動きがわかる、必見のタイムラプス動画

この記事のカテゴリ:知る / 自然・廃墟・宇宙

Source: カラパイア