誰かが「トイレに行きたい」と言い出すと、つい自分も尿意を感じ、一緒にトイレに行った経験はないだろうか?実は、このような行動は人間だけのものではない。チンパンジーにも、同じ現象が見られることが明らかになったのだ。
京都大学の研究によると、群れの中で1頭が排尿を始めると、他のチンパンジーも続けて排尿する傾向があるという。連れション(正確には連られション)である。
この『伝染する排尿』は、社会的な絆やグループの調和を促進する役割がある可能性が指摘されている。
この現象は、私たち人間とチンパンジーの共通祖先にまで遡る進化的なルーツを探る手がかりになるかもしれない。
References: In chimpanzees, peeing is contagious | EurekAlert! / 京都大学プレスリリース
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Source: カラパイア