バイキングの船をイメージした写真
Photo by:iStock

 ウクライナで見つかった12~13世紀の物と思われる8枚の丸い石盤が、考古学の議論を再び熱くしている。

 これらの石盤はパイロフィライト(葉蝋石)という柔らかい鉱物で作られ、複雑な模様が彫られている。しかし、その用途については長年謎のままだ。

 暦として使われたのか、工芸品の道具だったのか、それとも何か神秘的な儀式に関わるものだったのか?

 最近の研究では、これらがバイキング(ヴァイキング)の航海に欠かせない「太陽コンパス」だった可能性が示唆されている。

References: Medieval stone disks found in Ukraine could be Viking solar compasses | Archaeology News Online Magazine

続きを読む…

▼あわせて読みたい
トルコのシリフケ城で謎の石板発見。墓の魔除け用の護符だった
メキシコで見つかった巨大な石板にこれまで知られていないマヤの王の名が刻まれていた
なぜ海の覇者、バイキングたちは歯に溝を彫ったのか?その理由が判明
バイキングの船葬墓で発見された儀式用と思われていた盾に、実際の戦闘で使用されていた痕跡を発見
氷河の氷が溶けて現れた、バイキング時代の峠道とその遺物(ノルウェー)

この記事のカテゴリ:知る / 歴史・文化

Source: カラパイア