電力不足や電化の遅れの課題を抱えるタンザニアでは、特に貧しい地域の人々が、今も電気と無縁な暮らしを送っている。

 そこで地元起業家が、古いセメント袋をソーラーパネル付リュックに変身させる画期的なリサイクルアイデアを実現した。

 これまで日が暮れたらただ寝るだけだった子どもたちが、ソーラーパネルで付属のライトを充電し、夜も読書や勉強できるようになったのだ。

 子どもの学習環境の改善と廃棄物の削減をともに叶えるこのバッグは、貧困や格差に取り組む国連開発計画(UNDP)からも大きな支持を受けている。

References: Entrepreneur Transforms Old Cement Bags into Solar-Charging Backpacks to Help Children Read at Night / Facebook

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Source: カラパイア