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 ホッカイロもいいが、服や防寒具自体に発熱効果があれば寒さをしのぎやすくなると思わない?科学者たちはまさにそんな「スマート繊維」の開発に成功した。

 この新素材は、太陽光を吸収して熱に変換し、わずか10分で温度を30℃以上上昇させることができる。

 さらに、温度に応じて色が変化する特殊な染料が組み込まれており、服の色の変化で温度の変化を視覚的に確認できるのだ。

 この革新的な技術は、極寒の環境での衣服や山岳救助用の装備、さらにはペット用の服にまで応用できる可能性を秘めている。

References: This smart fabric heats up under the sun | Waterloo News | University of Waterloo

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この記事のカテゴリ:サイエンス&テクノロジー / 料理・健康・暮らし

Source: カラパイア