![](https://karapaia.com/wp-content/uploads/2025/02/1-56.jpg)
ザトウクジラのオスは、繁殖期に「歌」を歌うことで知られている。さらに面白いことに、歌には流行があり、その年のヒットソングが東のクジラから西のクジラへと広がっていくことが、オーストラリア、クイーンズランド大学の研究で明らかになっている。
そして最新の研究によると、クジラの歌には、人間の言語と驚くほど似たパターンが隠されているという。
人間の言語には「ジップの法則」と呼ばれる特有のパターンがあるのだが、クジラの歌もその法則が使用されていたのだ。ではジップの法則とは何かを含め、詳しく見ていこう。
References: Whalesong patterns follow a universal law of human language, new research finds / Whale Songs Follow the Same Mathematical Rule as Human Language
▼あわせて読みたい
・シジュウカラは翼をパタパタさせて「お先にどうぞ」のジェスチャーをすることが判明
・ニワトリの言語を翻訳するAIの開発に挑む研究者
・カササギフエガラスと特別な絆を結んだ女性。彼らはユニークな鳴き声で励ましの歌を歌ってくれる
・野生の象は名前があり、互いの名前(特定の鳴き声)で呼び合っているとする研究結果
・飼育員の気を引くために、独自の発声法を編み出したゴリラ
Source: カラパイア