![ESA のユークリッド望遠鏡によって撮影された銀河 NGC 6505 の中心を囲む光のリングは、アインシュタイン リングだ](https://karapaia.com/wp-content/uploads/2025/02/4-29.jpg)
欧州宇宙機関(ESA)のユークリッド宇宙望遠鏡が、宇宙スケールで表現すれば、地球から目と鼻の先にあるほど近くにある「アインシュタインリング」を発見した。
宇宙はとても広いため、その感覚でいうなら「投げた石が届くレベル」だが、現実には5億9000万光年の距離があり、私たち地球人は望遠鏡を通して眺めることしかできない。
だが、よく知られた銀河で初めて確認されたリング状の像は、ユークリッド宇宙望遠鏡の強力さを証明するもので、宇宙を愛する人たちにとっては今後が楽しみな発見だ。
では、アインシュタインリングの説明を踏まえ、その発見に迫っていこう!
References: ESA – Euclid discovers a stunning Einstein ring
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Source: カラパイア