
ロボットが、自ら酸素を吸収しながら、深海を自由に泳ぎ回る未来がやってくるかもしれない。
ドイツの研究チームが考案した海中ロボット「オーシャングライダー」にはなんと魚のようなエラがついている。
エラは伊達ではなく、本当に海水に溶けた酸素を取り出し、水素と合わせてエネルギーに変換する。つまり、それはロボットでありながら、魚のように”エラ呼吸”しているのだ。
でも、なぜわざわざエラを? じつはこれ、リチウムイオン電池の問題を克服するための工夫なのだ。
▼あわせて読みたい
・キノコの菌糸体を頭脳にして動く「バイオハイブリッドロボット」が誕生
・塩と水を使用し人間の脳細胞のように動くバイオコンピュータが開発される
・ちょっとかわいいアザラシみたいに動くロボット。車輪が動かない場所での救助活動に
・ドアの隙間も潜り抜ける!イモムシみたいに這って動く薄型の柔らかいロボット
・イカの皮膚に着想を得た「液体窓」で建物の光熱費を大幅に削減
この記事のカテゴリ:サイエンス&テクノロジー / 知る
Source: カラパイア