
地中海の研究施設では、長年不可解な問題に悩まされていた。研究用のエサを持ったダイバーが海に入ると、特定の魚が後をついてまわり、エサをもらおうとするのだ。
奇妙なのは、そうした魚たちが以前にエサをくれたことがあるダイバーにばかりつきまとうことだ。他のダイバーには見向きもしない。
もしかして魚たちは人間の姿を認識できていて、誰が誰だか覚えているか?
そこで、ドイツ・マックスプランク動物行動研究所の研究チームは、魚たちが本当に人間を見分けているのかどうかを確かめる実験を行った。
▼あわせて読みたい
・ナマズを溺愛する男性、スプーンで餌を食べさせる
・魚は鏡に映った自分の大きさを認識し、ライバルに勝てるかどうかを判断する
・魚も鏡に映った姿を自分であると認識できることを再確認(鏡像認知)
・魚だってなつくんです。5年間女性と友情を育み続ける淡水魚(アメリカ)
・海底神社の主、コブダイの頼子さん。25年来のダーリン(人間)にスリスリちゅっちゅ(千葉県館山湾)
Source: カラパイア