
アメリカ、テキサス州のビッグ・ベンド国立公園の砂漠地帯で新種の植物が発見された。それはふわふわの白っぽい毛が生えた葉を持ち、中央の小さな黄色い花の周りから、赤っぽい模様のついたリボンのような花弁が伸びている。
サボテンの一種かと思いきや、なんとヒマワリ科なのだそうだ。新種であるだけでなく新しい「属」として分類されるほど独自の特徴を持っているこの植物はウーリーデビル(学名:Ovicula biradiata)と名付けられた。
日本語にするともふもふ悪魔かな?
アメリカの国立公園で新属の植物が発見されたのは、50年ぶりのことで、厳しい環境を生き延びるべく、独自の進化を遂げていたようだ。
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Source: カラパイア