
豪雨による洪水被害が多発する地域もあれば、深刻な水不足に悩まされている地域もある。それもある意味地球の多様性なのだ。そこで人類は知恵を絞るのだ。
水がないのなら、空気中から飲み水を取り出せばいい。そう考えたのはアメリカ・テキサス大学オースティン校の研究チームだ。
食品廃棄物や木の枝などの天然素材を、特殊なゲル状物質に変えた素材を開発、乾燥地帯でも効率的に水を集められるという。
1kgの素材から1日最大14.19リットルの水を回収可能で、環境に優しく持続可能な技術として期待されている。
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Source: カラパイア