
AIが人間を騙したり、嘘をついたりしたら、罰を与えて修正すればよいと考える人は多いだろう。だがそれは無駄な努力かもしれない。
チャットGPTを開発したOpenAIの新たな研究によると、罰を与えるほどAIはずる賢くなり、自らの不正行動を巧妙に隠すことが明らかになった。
彼らは隠ぺいする技術を高め、相変わらず不正行為を続けるのである。
では、そうした不正行為を防ぐにはどうすればいいのか? 今回の研究は、それが想像以上に厄介な課題になることを示唆している。
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Source: カラパイア