
ユニークな固有種が多数生息する生物多様性の宝庫、ガラパゴス諸島から驚きのうれしいニュースが舞い込んだ。
なんと諸島の一つのフロレアナ島で、絶滅したと考えられていた固有種のクイナが約190年ぶりに再発見されたのだ。
かつてこの島に立ち寄ったチャールズ・ダーウィンが、小がらで愛らしいクイナの仲間、ガラパゴスクイナを観察したのは1835年のこと。
以来一度も観察されず、絶滅種となったこの鳥が、また自然と姿を現すようになった。
島の復元プロジェクトにより、繁殖できる環境が整ったためとみられるが、今回の喜ばしい再発見には謎もあり、研究者たちの新たな刺激になってるようだ。
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Source: カラパイア