
北極海の氷の海を1頭のメスのホッキョクグマが9日間も泳ぎ続けた。このクマは687kmを泳ぎ切った後もさらに1,800km移動を続け、最終的に体重の20%を失うこととなった。
なぜこんな過酷な旅をしていたのか?
気候変動の影響で海氷が減少し、狩り場が失われているためだという。この映像は2011年に報じられたものだが、最近SNSで取り上げられ、再び注目を集めている。
▼あわせて読みたい
・北極海から氷が消える日はそこまで来ている。科学者が7~20年後と予測
・南極の緑化が劇的に進む。過去40年間で植生が10倍以上に増加
・うれしいニュース。北極圏最大規模の炭鉱町を動物たちに還すノルウェーの大規模プロジェクトが完了
・ホッキョクグマの適応進化か?これまで生存が困難とされていた場所で狩りをするグループを発見
・気候変動の影響で、ホッキョクグマとハイイログマの異種交雑が進み、ハイブリッド種「ピズリー」が続々誕生
Source: カラパイア