
アフリカのナミブ砂漠にはまさに自然の神秘と呼べる植物が生息している。その和名では、サバクオモト(砂漠万年青)、キソウテンガイ(奇想天外)と呼ばれる裸子植物、「ウェルウィッチア」だ。
見た目は枯れかけた草のようだが、数千年生き続けている個体もあるといわれるほど、驚異的な生命力を持つ。
この植物は、極限の乾燥環境に適応し、ほとんど雨が降らない砂漠で生き延びるための独自の生存戦略を持っているのだ。
さらに、その遺伝子には長寿の秘密が隠されていた。
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Source: カラパイア