太陽光パネルの紫外線による劣化を防ぐタマネギ由来のコーティング /Photo: Väinö Anttalainen

 最近では私たちの暮らしに欠かせない「太陽電池」だが、実は紫外線による劣化という弱点があった。

 その課題に対し、フィンランドとオランダの研究チームが驚きの解決策を発見した。鍵となるのは、なんと身近にある「赤タマネギの皮」だったのだ。

 赤タマネギの皮から抽出された色素をセルロース由来のバイオフィルムに塗ると、紫外線に弱い太陽電池を効果的に守れることが判明した。

 なんと既存の石油由来の保護フィルムより優れた性能を発揮することが確認されたという。

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この記事のカテゴリ:サイエンス&テクノロジー / 料理・健康・暮らし

Source: カラパイア