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本当にあった怖い名無し:2011/07/24(日) 21:45:10.54 ID:AI1AgOA+O

最近久しぶりに霊体験のようなものをして、中学生の頃にあったことを思い出したので、書きます。


そこまで怖い話ではないかもしれませんが、個人的にはすごく恐怖を感じた体験。
動物系駄目な人は見ない方がいいかも。

何年も前、家から近い私立の女子校に進学して、
中学一年生だった時、小学校が一緒だった子がいなかったのに加えて、
入学してすぐに変な噂を流されてしまって、クラスで孤立していました。

噂の内容は詳しくは教えてもらえなかったのですが、
「猫を生きたまま食べてるのを見た」だとか、酷い嘘っぱちでした。
中学に入ったばかりの女の子といえどこれを本気で信じていたとは思えないので、
やっぱりちょうどいい憂さ晴らしの対象にされていたのかなとも思います。

噂がはやりだしたのが四月のおわりで、それまで少し仲良くしてくれていた
子とも話してもらえなくなり、寂しい思いをすること一月弱。


六月に入ってから、二つ隣のクラスの子から呼び出されて空き教室で話したのですが、
彼女が「ほんとに猫を殺したのか」などと聞いてきました。
私が違うと言うと、妙な頼みごとをしてきます。

なんでも彼女(香川さんとします)の飼い猫がこのあたりで行方不明になっていたそうですが、
つい最近死体になって見つかったのを、私が殺したことにして欲しいと言うんです。

なんでそんなことを言われるのかわからないし、断ったのですが、
香川さんは執拗にそれを頼んできて土下座までした上、なおも私が拒否すると顔をぶってきました。
理由を聞いても答えてくれません。

私はその頃シカトされるストレスなどから体調不良で、
ガリガリの上に背も低かったので全く抵抗もできませんでした。
香川さんはなんだか鬼気迫っていて、私は怖くて彼女の言うとおりにすると言ってしまいました。

これから無実の罪を着せられてもっと虐められるんだろうかと思って私は泣き出したのですが、
香川さんはとても嬉しそうにして私の手を握って、
「じゃあ、「私がミイを殺しました。香川さんでなく、ミイを殺したのは私です」って言って」と要求してきました。

変だなとは思ったのですが、言うまで帰してくれなさそうだったので、その通りに言いました。


私の手を放して、香川さんは何度もありがとうありがとうと言って私を玄関まで送ってくれました。
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Source: 哲学ニュースnwk