
これが地球上の生物なのか?しかも植物?そこには目を疑うような光景が広がっていた。どうみても、映画「エイリアン」の卵、エッグチェンバーの孵化を彷彿とさせるのだ。
南米アマゾン川流域に生息するオオオニバスは、直径2m以上になる巨大な浮水葉を水面に浮かべることで知られている。
やがて幻想的な美しい花を咲かせるのだが、その開花に至るまでの過程は、まるでSF映画のエイリアンやモンスターの襲来を目撃しているかのようだ。
水中から突き出した鋭いトゲに覆われた葉芽(ようが)は、周囲の植物たちを突き刺し、踏みつぶしながら水面を支配していく。
そんなオオオニバスの驚異的な成長過程をとらえた圧巻の映像を見ていこう。
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Source: カラパイア