
怪談には少し早いが、オーストリアの首都ウィーン郊外のサッカー場の改修工事中にちょっとホラーな、だが考古学的には貴重な発見があった。
サッカー場の地下から出土したのは、1世紀のローマ帝国時代に戦死した若い兵士たちの大量の遺骨が埋まった集団墓地だった。
この集団墓地は1世紀頃のもので、その遺体は現在確認されただけで129体から150体に至り、実際にはもっとたくさん埋まっているという。
▼あわせて読みたい
・1500年前の古代ローマの鎧「ロリカ・スクアマタ」がほぼ完全な形で発見され復元に成功
・イスラエルの洞窟で1900年前の古代ローマ兵の剣が4本発見される
・地下駐車場建設工事中に、3世紀ごろの古代ローマ時代の水道橋と豪華な墓が発見される(セルビア)
・ローマ兵が使用した2000年前の古代ローマ神殿が発見される
・2000年前の古代ローマ兵の短剣が金属探知機で発見される。ラエティア人との戦いで使用されたもの
Source: カラパイア