ルーマニア北東部のネアムツ県の森林地帯で、約5000年前の要塞が発見された。LiDAR技術を搭載したドローンが、肉眼では見えない遺構を明らかにしたのだ。

 長らく厚い樹木に覆われていた地形から最新技術でうかがい知れたのは、かつての人類が築いた大規模な防御施設だ。この要塞は、新石器時代から青銅器時代への移行期に建設されたと考えられている。

 その取得データから、この要塞が精巧な設計に基づき、計画的かつ多大な労力をかけて築かれたことまで推測できるという。

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この記事のカテゴリ:知る / 歴史・文化

Source: カラパイア