月の砂塵、レゴリスで真っ黒になったアポロ17号の船長ユージン・サーナン(NASA)

 月の有人探査計画が進行する一方、最大の障害のひとつが月の表面に舞う細かい砂塵「レゴリス」だ。

 レゴリスとは、隕石衝突などで岩石が砕けて天体の表面にたまった細かい破片の層で、月や火星に広く分布している堆積物の一種である。

 宇宙飛行士にとって非常に危険で厄介なこのレゴリスが、革新的な技術によって無力化されようとしている

 NASAがが開発した電気式の防塵システムが、月面での実地試験に成功したのだ。

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Source: カラパイア