
羊が毛をとるために利用され始めたのは、今から約1万年前に遡ると言われている。改良に改良を重ねられて、現在の家畜化された羊たちは換毛という機能を失った。
その結果、放置しておくと毛は伸び放題。人間の手で刈られなければ、やがては自分の体重を超える重量の毛に覆われて、歩くことすらままならなくなってしまう。
オーストラリア南東部の山中で、長い間人間のもとを離れてさまよっていたと思しき羊が発見された。てんこ盛りの毛の山状態で見つかった羊から取り除かれた羊毛は、なんと40kgにも達したという。
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Source: カラパイア