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 アメリカのIT企業Googleが、AIを使ってリアルタイムでイルカと「会話」するというプロジェクトに取り組んでいる。

 イルカは哺乳類の中でも賢い動物の一種だ。イルカとコミュニケーションがとれたなら、新たな発見があるかもしれない。

 開発されたのは「DolphinGemma(ドルフィンジェンマ)」という言語モデルで、生成AIのチャットGPT(ChatGPT)のように機能し、人間の言葉に似た形でイルカの音声を解釈しようという試みだ。

 これは40年以上にわたりイルカの観察と記録を続けてきた研究機関との共同研究によるもので、AIの助けでイルカ語の解読が進めば、いずれは夢の異種間コミュニケーションが実現するかもしれない。

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この記事のカテゴリ:サイエンス&テクノロジー / 水中生物

Source: カラパイア