土星探査機カッシーニの観測をもとに作成されたタイタンの北極にある湖の想像図/Image credits: NASA

 土星の衛星タイタンに、地球とはまったく異なる環境でも生きられる微生物がわずかながら存在するかもしれない。そんな驚きの仮説をアメリカ・アリゾナ大学の研究チームが発表した。

 タイタンは惑星である水星よりも大きな衛星だが、そこにいる可能性のある生命をすべて集めると、小型犬くらいの量になるという。

 その未知の生命はおそらく光合成や酸素には頼らず、「発酵」でエネルギーを得ながら、つつましく生きていると予想されている。

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この記事のカテゴリ:知る / 自然・廃墟・宇宙

Source: カラパイア